人に興味がある・好きとはどういうこと?

人好きのイメージ画像

あなたは人に興味があるだろうか?人が好きだろうか?
よく、「人が好きなので接客の仕事に就きました」というお話を耳にするが、果たしてそれはあなたに合った選択なのだろうか?

「人が好き」の勘違い

人が好きか、嫌いかの基準を、人と話すのが得意か苦手かと思っている人がいる。
人と話すときに、心理的な障壁が少ないから、話すのが得意。
そう思っている人の接客ぶりをみていると、必ずしもお客は満足していない。
「これがおすすめです。」と強引に推したり、親しくもないのに「どこでお使いになるのですか?」と踏み込んだ質問をしたりして、お客の顔を引きつらせている。

だがこの接客員は、自分のせいで売上げが伸びないのだと、気づかない。
人が好きだし、積極的に話しかけたし、質問をしてお客の意向も確かめたのだから、ぬかりのない接客だという自負さえある。

本当に人が好きならば、お客を笑顔にしてナンボだ。
話しかけた、質問した、という行為に価値を見いださない。
客がどういう距離感の接客を望み、どういうアドバイスを求めているかを真剣に考え、マッチした応対が出来た時に自然と出た客の笑顔に、喜びを見いだす。

人を好きか、嫌いか、によって向く職

誰かから何かを言われたとき、まず最初に頭に浮かぶのが、
”その言葉を自分がどう捉えるのか?”
というタイプは、自分に意識が向いている。
人が好きではなく、自分が好きなのだ。

だったら、職業を選択するときに、自分が好きなことをトコトン突き詰める職を目指した方が良い。
モノをつくる職人だったり、何かを探し求める研究者だったり。

誰かから何かを言われたとき、まず最初に浮かぶのが、
”なぜ相手はその言葉を言ったのか?”
というタイプは、他者に意識が向いている。
文字通りの人好きだ。話すのが苦手とか、まったく関係ない。

職業を選択するときは、人と絡む仕事を選ぶことを勧める。
ただ人と絡まない仕事というのはめったになく、例えばシステムエンジニアでさえ、要件定義(どういうシステムを作るかを決める最初の段階)をするときに、クライアントからの意向を十分に訊いてシステムに落とし込めるよう調整しなければならない。
よって、どんな職業でもOKだ。

人が好き、嫌いの差はどこからくるか?

小さい頃、親が子供の意向を聴く姿勢を持っていた場合は、人好きになり、子供を従わせようという姿勢を持っていた場合は、人嫌いになりやすい。
というのも、親のやりかたは自然と子に受け継がれるからだ。
親が子供を自立した立派な人間と捉えていれば、意向を訊くのは当たり前。無視したら失礼に当たる。
子供を未熟な存在であり従属物と捉えていれば、意向を訊く必要などない。「無視」しているという考えすら浮かばない。

人として接するか、モノとして扱うか。
それが差を生む原因だ。

あなたがもし人嫌いを治したいと考えるなら、無理に接客業につくなんて横暴は止して、人の話を聴ける自分になるにはどうしたらいいか、を真剣に考えた方が、ずっと近道だ。

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