緊張体質になる理由

緊張するシーン

アナタは大勢を前にしても、リラックスできるタイプ?緊張するタイプ?
私は、バリバリ緊張するタイプです。
さて、今日はそんな緊張体質が如何に作られたか?について考えてみたいと思います。

緊張を生む理由

生まれたばかりの赤ちゃんは、緊張しません。というよりは出来ません。
人と自分の見分けがつかないのです。
では、いつ緊張の元が出来るか?というと、親を認識する頃です。
だいたい生後半年。
その頃、親が赤ちゃんに文句を言ったり、命令をしたりすると、内容は分からないものの、赤ちゃんは圧力を感じます。
「人というのは、自分を押してくる存在なんだ」と理解します。

成長が進むと、親の表情を読む力や、言葉の理解度が上がるので、単なる圧力からもっと具体的な攻撃と感じるようになります。
こうなると子供にとって、人は攻撃をしかけてくる敵、となるので、知らない人と接触するのときは、攻撃から身を守るべく全身の血管が収縮して緊張状態に陥るのです。

緊張する子供を作りやすい親のタイプ

子供にあれこれやを言う親は、完璧主義者が多いです。
自身がきちんとやらないと気が済まないから、子供のペースを優先できない。
[子供の出来が悪い イコール 親である自分が不出来] という考えを抱きやすく、完璧であるべきという強迫的観念の元、口うるさく子供に命令をします。
気にしているのは、自分が親としても完璧で有り続けること、ですから、子供の心は関心の外。

また気持ちだけ完璧主義者もいます。
家が汚く、仕事も出来るタイプではなく、ズボラに見えるけれど、完璧でなくてはという強迫観念だけはしっかりとあるので、子供には命令を繰り返します。

こういった親は親自身もまた、親の親からうるさく言われた経験があり、それを当たり前のこととして受け取っているので、自分のせいで子供の心が縮こまっていることに気がつきません。

緊張体質がさらなる緊張を呼び込む負のスパイラル

やっかいなことに、緊張は緊張を呼び込みます。
どういうことかと言いますと、
成長すれば年相応の役割を求められます。
班長、学級委員長、小規模団体(ボーイスカウトやスポーツ等)のなにかの役、コンクール出場、プレゼンテーション、就職活動等々。
そのとき、求められた役割を達成できないと、周りから「なんだよぉ、ちゃんとやれよ。期待外れだな」と言われます。
ただでさえ虫の息だったハートが、巨大ハエタタキでバシッっとやられるのです。
再起不能になります。もう一度人前に立つことなんてあれば、間違いなく卒倒するくらい緊張が身体を走ります。
こうやって最初小さかった緊張が、もっと大きな緊張を呼び込むのです。

世の中は出来ないということに厳しいです。
緊張しているから、免除ね、ということはない、むしろけしかけてくる。
だから、緊張体質というのは、実力を発揮できないだけではなく、生きづらさも生み出してしまうのですね。

緊張に対して出来ることは?

人をジャガイモやカボチャだと思え、なんて古い言い伝え?もありますが、これはあながち間違いではありません。
要するに、相手を攻撃してくる敵ではなく、ただの物体と思いなさい、という意味なのです。
攻撃してくるという色をつけるから、身構えてしまう。色をつけなかったら、身体に何の変化も起こらないのです。
目の前のリンゴに緊張する人がいないように。

緊張を治すには、相手を敵以外の存在、フラットな存在や味方として認識し直すことが最短だと思います。
そのためには、一度自分が人をどう認識しているのかを、じっくりと分析することです。
その結果を踏まえた上で、次なる一手を考えてみてはいかがでしょうか?

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